大量のフォルダ名の末尾に日付や番号が付けられている場合(例:ABC20240101、BCD20241010)、一つずつ名前を変更すると多くの時間が無駄になります。この記事では、 HeSoft Doc Batch Tool を使用し、フォルダ名処理でテキスト削除機能を選択し、「右端から数文字」ルールを使って末尾8文字を一括削除することで、統一感のあるシンプルなフォルダ名を素早く取得する方法を紹介します。
多くのオフィス資料は作成やエクスポート時に、日付、シリアル番号、バッチ番号などが自動的にフォルダ名の末尾に付加されます。これによりファイル生成時には区別しやすくなりますが、後で整理・納品・集約する際には、この末尾の番号が邪魔になることがよくあります。例えば、ABC20240101、BCD20241010、DEF20240202、GHI20240303 というフォルダ群があった場合、ABC、BCD、DEF、GHI といったプロジェクトコードだけを残したい場合、各フォルダ名末尾の 8桁の数字を手作業で削除するのは非常に手間がかかります。
本記事では、「フォルダ名末尾の日付番号を一度に削除する方法」をテーマに、オフィスソフトを使ってバッチ処理する方法を紹介します。スクリーンショット内のソフトは HeSoft Doc Batch Tool で、ファイルやフォルダ名をバッチ処理して繰り返し作業を減らすことを目的としています。使用する機能は「フォルダ名のテキスト削除」で、「右端のいくつかのテキスト」オプションを選択し、各フォルダ名の右側にある固定数の文字を一律に削除します。
利用シーン:フォルダ名末尾の日付、番号、サフィックスを一括削除
実務では、フォルダ名の末尾に固定テキストが付加されるケースは非常に一般的です。末尾の削除したい内容の長さが一定であれば、「右端のいくつかのテキスト」という処理方法を検討できます。
例えば、以下のようなシーンに適しています:
- システム出力フォルダの日付:「ABC20240101」「BCD20241010」など、後ろ8桁が日付のため、整理時に接頭辞だけを残したい場合。
- プロジェクトフォルダのバッチ番号:「プロジェクト資料000001」「顧客アーカイブ000002」など、末尾のシリアル番号を削除したい場合。
- 部門資料の月表示:「営業部202406」「財務部202406」など、末尾の月表示を一律削除したい場合。
- 仮整理で付けた名前の復元:並べ替えのために付加した番号を、納品時に削除したい場合。
- 大量のフォルダで書式が統一:フォルダ数が多く、命名規則が同一の場合、バッチ処理の方が手作業より確実です。
この方法の核心は「位置指定による削除」であり、具体的な内容の検索ではありません。そのため、個々の日付をいちいち入力したり、ABC、BCD、DEF ごとに設定を分ける必要はなく、ソフトに「右端から何文字削除するか」を指示するだけで、リスト内の全フォルダに同じルールが適用されます。
処理前の状態:フォルダ名の右側に8桁の数字
処理前のスクリーンショットでは、フォルダ名が接頭辞のアルファベットと8桁の数字で構成されています。赤色の強調表示はこれらの末尾数字、例えば ABC20240101 の 20240101、BCD20241010 の 20241010 を示しています。これらはフォルダ名の右端に位置し、長さはすべて8文字で統一されています。

1~2個のフォルダであれば手動での名前変更も可能かもしれません。しかし、フォルダ数が増えると、「フォルダをクリック、名前の変更、末尾文字の選択、削除、Enterで確定」という動作を繰り返すだけで多くの時間を要します。さらに、手作業では選択範囲を間違えやすく、例えば ABC を誤って AB にしてしまったり、日付の一部だけが残ってしまい、命名が不統一になる可能性もあります。
そのため、フォルダ名に統一された構造がある場合は、バッチファイル名変更ツールの使用が適しています。
処理後の結果:右側テキストの一括削除で名前が簡潔に
処理後のスクリーンショットでは、フォルダ名が ABC、BCD、DEF、GHI、JKL、MNO、PQR、STU、VWX、YZA に変わっています。つまり、元々各フォルダ名の右側にあった8桁の数字がすべて削除され、左側のアルファベットコードだけが残されました。

結果から、フォルダ名の右側テキストの一括削除は、統一的で、迅速かつ管理しやすい命名整理を実現することが分かります。特にプロジェクト資料の納品、部門アーカイブの整理、顧客フォルダのクリーニングといったシーンで、このような処理はディレクトリ構造を明確にし、後々の検索もしやすくなります。
操作手順1:フォルダ名分類を開き、テキスト削除機能へ
まず HeSoft Doc Batch Tool を開きます。ソフトの左側にはツール分類のナビゲーションがあり、ホーム、タスクフロー、すべてのツール、ファイル名、フォルダ名、ファイル整理、Wordツール、Excelツール、PowerPointツール、PDFツール、テキストツール、画像ツールなどがあります。本記事で処理したいのはフォルダ名なので、左側のフォルダ名分類をクリックする必要があります。
フォルダ名機能エリアで、フォルダ名のテキスト削除を見つけてクリックします。スクリーンショットではこの機能はフォルダ名関連ツール内にあり、「フォルダ名のテキストを一括削除」と説明されています。これがフォルダ名末尾の日付番号を削除するためのエントリポイントです。

この手順の目的は、正しいバッチ処理機能に入ることです。注意すべきは、フォルダ名処理とファイル名処理は異なる種類の操作である点です。フォルダ自体の名前を処理する場合は「フォルダ名」分類を選択すべきです。doc、docx、xls、xlsx、ppt、pptx、pdf、txt、jpg などのファイル名を処理する場合は、対応するファイル名またはその他のツール分類を選択してください。本記事の例はフォルダ名のみを対象とします。
操作手順2:フォルダを追加し、処理対象レコードを確認
「フォルダ名のテキスト削除」機能に入ると、インターフェースにステップバイステップのウィザードが表示されます。スクリーンショットは現在第1ステップ「処理対象レコードの選択」です。ページ右上にはフォルダ追加ボタン、クリア、その他の操作エントリなどが表示されています。

「フォルダ追加」をクリックし、末尾テキストを削除したいフォルダをリストに追加します。追加が完了すると、テーブルに各レコードの情報(番号、名前、パス、作成日時、更新日時、操作)が一覧表示されます。スクリーンショットでは10件のレコードが追加されており、名前は ABC20240101、BCD20241010、DEF20240202、GHI20240303、JKL20240404、MNO20240505、PQR20240606、STU20240707、VWX20240808、YZA20240909 です。
「次へ」をクリックする前に、以下の点を確認することを推奨します:
- 名前列の確認:すべてのフォルダが「接頭辞 + 8桁の数字」の構造に合致しているか。
- パス列の確認:フォルダが正しいディレクトリにあるか(例:スクリーンショットでは D:\test\ 以下)。
- レコード数の確認:下部の表示レコード数が10件であることから、これら10個のフォルダに対して処理が実行されることを確認。
- 処理不要項目の除外:名前変更すべきでないフォルダが含まれている場合は、先にリストから削除。
この確認は非常に重要です。バッチ処理の効率性はルールを一括適用することに由来しますが、それはリストに処理すべきでないフォルダが混入していると、そのフォルダにも同じルールが適用されることを意味します。したがって、次のステップに進む前にリストを確認することは、結果の正確性を保証する鍵となります。
操作手順3:削除ルールを「右端のいくつかのテキスト」に設定
処理対象フォルダが正しいことを確認したら、ページ下部の次へをクリックし、第2ステップ「処理オプションの設定」に進みます。このページでは、すべての数字、すべての空白、すべての漢字、すべての内容、すべての英字、左端のいくつかのテキスト、右端のいくつかのテキスト、特定テキストより左の全内容、特定テキストより右の全内容、位置範囲など、ソフトが提供する複数のテキスト削除ルールが表示されます。
本ケースで削除したいのはフォルダ名末尾の8桁の数字ですから、右端のいくつかのテキストを選択する必要があります。

このルールを選択したら、「数量」入力ボックスに 8 を入力します。この設定の意味は、リスト内の各フォルダ名に対して、右端から 8 文字を削除するということです。20240101、20241010、20240202 はいずれも8桁の数字ですから、削除すると前のプロジェクトコードが残ります。
理解の助けとして、いくつかの例を示します:
- ABC20240101:右端8文字は 20240101、削除後は ABC。
- BCD20241010:右端8文字は 20241010、削除後は BCD。
- MNO20240505:右端8文字は 20240505、削除後は MNO。
- YZA20240909:右端8文字は 20240909、削除後は YZA。
もしフォルダ末尾が8桁ではなく他の長さの場合は、実際の長さに応じて入力してください。例えば末尾が「_001」なら 4、「202406」なら 6、「-V2」なら文字数に応じて 3 を入力する必要があるかもしれません。重要なのは、削除数値が削除したい右側テキストの長さと一致していることです。
操作手順4:次へ進み、保存場所を設定して処理を実行
「右端のいくつかのテキスト」と数量の設定が完了したら、下部の次へをクリックし続けます。インターフェース上部のステップバーによると、後続の流れには第3ステップ「保存場所の設定」と第4ステップ「処理開始」が含まれます。この2つのステップでは、ソフトのインターフェースの指示に従って保存場所または処理場所の設定を行い、開始前にもう一度ルールを確認してください。
実行前に以下の点を重点的に確認することを推奨します:
- 処理対象レコードが依然として目的のフォルダであるか。
- 操作タイプが「右端のいくつかのテキスト」であるか。
- 数量が 8 と入力され、実際に削除したい末尾日付の長さと一致しているか。
- 重要な資料をバックアップしたか、または少量のサンプルで事前にテストしたか。
問題なければ処理を開始します。ソフトは設定に従ってフォルダ名を一括変更します。処理が終了したら、フォルダのあるディレクトリに戻って確認すると、名前が ABC20240101、BCD20241010 などから ABC、BCD などに変わっているのが確認できます。
バッチ処理ツールを推奨する理由(手作業での名前変更ではなく)
手作業での名前変更の最大の問題は、「できるかどうか」ではなく、「安定的に行えるか、時間をかける価値があるか」です。10個のフォルダなら手作業でも数分で済むかもしれませんが、100個、500個と増えるにつれて、繰り返し作業は倍増し、疲労によるミスも起こりやすくなります。
HeSoft Doc Batch Tool のようなオフィスソフトを使用する利点は以下の通りです:
- ルールの統一:すべてのフォルダに同じルールで右側テキストを削除するため、結果の一貫性が高まります。
- 処理速度:フォルダを追加し、数量を設定し、処理を開始するだけでバッチリネームが完了します。
- 手作業ミスの削減:末尾文字を個別に選択する必要がなく、削除しすぎや削除不足の確率を下げます。
- 定常業務に最適:総務、経理、プロジェクト管理、資料整理などの業務で多くのフォルダを扱う場合、バッチツールの方が効率的です。
- 標準的なフロー形成が容易:命名規則が同じであれば、同じ手順で繰り返し利用できます。
オフィス効率の向上は、多くの場合、繰り返し作業の最適化から生まれます。フォルダ名末尾のテキストの一括削除は小さな操作に見えますが、大量の資料整理の場面で現れれば、非常に大きな時間節約につながります。
よくある質問と注意点
1. 「テキスト」は日本語だけを意味しますか?
いいえ。ここでの「テキスト」はフォルダ名の文字内容と理解でき、数字、英字、中国語、記号、またはそれらの混合が含まれます。本記事の例で削除したのは右端の8桁の数字(日付)です。
2. フォルダ名の接頭辞の長さが異なっていても処理できますか?
可能です。この方法は右端の固定数のテキストを削除するため、左側の接頭辞の長さとは直接関係ありません。各フォルダ末尾の削除したい内容がすべて8桁であれば、左側の接頭辞の長さがバラバラでも一律に処理できます。
3. 末尾の日付が8桁と6桁のものが混在している場合は?
同じバッチで混在させて処理することは推奨しません。まず8桁日付のフォルダだけを追加して数量を8に設定して処理し、次に6桁日付のフォルダだけを処理して数量を6に設定する、というように分けて処理することで、削除しすぎや削除不足を避けられます。
4. フォルダ名の処理はWord、Excel、PDFなどのファイル内容に影響しますか?
いいえ。本記事で使用しているのはフォルダ名処理機能であり、対象はフォルダの名称です。Wordのdoc、docxの内容や、Excelのxls、xlsxのテーブル内容、PDF、PPT、画像などのファイル内容がこの名前変更操作によって編集されることはありません。ただし、フォルダ名を変更した後、元のパスに依存している外部プログラムがある場合、パスの再設定が必要になる可能性があります。
5. バッチ処理をする前に最も見落としやすいことは?
最も見落としやすいのは、数量設定と処理対象リストです。数量を間違えると結果が期待と異なるものになり、リストに関係ないフォルダが混入していると誤って名前変更される可能性があります。そのため、最初に少量のサンプルで処理し、結果が正しいことを確認してから全フォルダを処理することを推奨します。
まとめ:固定長のサフィックスは「右端のいくつかのテキスト」で処理するのが最も簡単
多数のフォルダ名末尾に、固定長の日付、番号、バッチ番号、バージョン番号などが付いている場合、「右端のいくつかのテキスト」を使用して一括削除するのが、効率的で明確な処理方法です。本記事の例では、処理前のフォルダ名は ABC20240101、BCD20241010、DEF20240202 などで、末尾の8桁の数字は削除したい日付番号でした。 HeSoft Doc Batch Tool で「フォルダ名のテキスト削除」に入り、フォルダを追加後、「右端のいくつかのテキスト」を選択し、数量に 8 を入力することで、ABC、BCD、DEF などの結果を一括で得られます。
プロジェクトディレクトリ、顧客アーカイブ、出力資料、履歴ファイルなどを頻繁に整理するユーザーにとって、このような反復的な命名作業をオフィスソフトに任せることで、手作業時間を大幅に削減し、フォルダ命名の統一性も高められます。正式なバッチ処理の前に、まず命名規則と削除数値を確認し、少量のフォルダでテストすることをお勧めします。正しいと確認できたら、完全なディレクトリに対して一括処理することで、効率的かつ確実に作業を進められます。