フォルダープレフィックスの長さが一致しない場合、一括削除するには?指定した文字で名前を切り取るチュートリアル
翻訳:EnglishFrançaisDeutschEspañol日本語한국어,更新時間:2026-10-13 06:56:18
フォルダー名のプレフィックス長が一定でない場合、固定文字数での一括削除は誤りを生じやすくなります。より確実な方法は、すべての名前に共通して存在するマーカー文字列を見つけ、その文字列より左側の内容をすべて削除することです。本文では START を基準テキストとして、 HeSoft Doc Batch Tool を使用して複数のフォルダーをインポートし、削除範囲を設定し、マーカー文字列を保持して一括リネームを完了する方法を説明します。あわせて、一致テキストがない場合、キーワードの重複、名前の競合、パス参照などのよくある注意点についても説明します。
フォルダーを一括整理する際、最も厄介な状況の一つが、接頭辞の長さが統一されていないことです。例えば、同じグループのディレクトリがそれぞれ Backup_、Build_、Client_、Invoice_、Project_ で始まっているとします。これらの接頭辞はすべて削除する必要がありますが、文字数は同じではありません。1件ずつ修正すると作業量が非常に多くなります。一方、左端の決まった文字数を一律に削除すると、削除しすぎたり削除が足りなかったりする可能性があります。
このような問題を解決する鍵は、「何文字削除するか」をルールにせず、安定した名前の境界を探すことです。サンプルフォルダーにはいずれも START が含まれているため、START を位置決め文字として、その左側の内容をすべて一括削除し、START と右側のプロジェクト名および状態情報を残すことができます。以下では、画面キャプチャを交えながら、 HeSoft Doc Batch Tool を使ってこの作業を完了する方法を紹介します。
HeSoft Doc Batch Tool は、オフィス資料の整理を目的としたバッチ処理ソフトです。その価値は、特定のディレクトリだけを処理することではなく、同じルールを一度に複数のレコードへ適用し、繰り返しのクリックや手入力の負担を減らすことにあります。大量のフォルダー、Word 文書(docx、doc)、Excel ブック(xlsx、xls)、PDF、画像、テキスト資料をアーカイブする必要があるユーザーにとって、バッチ処理は機械的な操作に取られる時間を大幅に削減できます。
一、指定した文字でフォルダー接頭辞を削除するのに適したケース
指定した文字でフォルダー名を切り出す方法は、名称に共通のマークがあり、そのマークより左側の長さが一定でない場面に適しています。代表的な用途は以下のとおりです。
1. 異なるシステムが付与した識別子の除去
業務システムごとにディレクトリを書き出す際、システム名やタスク名、取得元チャネルが自動的に付与されることがあります。接頭辞がまったく異なっていても、後方に統一されたフィールドマークがあれば、そのフィールドを境界として、その左側の内容を削除できます。
2. 顧客名・部門名・オペレーター名の削除
元のディレクトリは「顧客_START_プロジェクト_END_状態」や「部門_START_資料_END_バージョン」の形式を取ることがあります。資料が統一アーカイブへ移された後、顧客名や部門名は不要になるため、START から始まる標準部分を残すことができます。
3. バックアップやテスト用ディレクトリの接頭辞の整理
バックアップタスクではディレクトリの先頭に Backup を付けることが多く、開発タスクでは Build、設計フローでは Design を付けることがあります。これらの接頭辞を手動で整理するには個別の判断が必要ですが、共通のマークで位置決めすれば同じルールで処理できます。
4. 納品用ディレクトリの一括整形
納品資料では通常、ディレクトリ名を統一することが求められます。過去の資料の先頭に取得元名称が混在している場合、指定した文字より左側の内容を一括削除することで、すべてのディレクトリに統一された起点を持たせられ、並べ替え・検索・その後のアーカイブが容易になります。
この方法はフォルダー名の処理に適したものであり、フォルダー内の内容を削除することと同じではありません。名前を変更しても、ディレクトリ内の docx、doc、xlsx、xls、pptx、pdf、jpg、png などのファイルは元のフォルダー内に残ります。ただし、ディレクトリパスは名前の変更に伴って変わるため、参照関係には引き続き注意が必要です。
二、効果のプレビュー:長さの異なる接頭辞がどのように一括除去されるか
処理前:左側の文字数が異なる
下図は、一括リネーム実行前のディレクトリ一覧です。各フォルダー名は3つの部分で構成されています。固定されていない左側の接頭辞、共通して存在する START、START の右側で保持する必要がある内容です。

例:
- Backup_START_tempFiles_END_Final
- Build_START_debugInfo_END_Release
- Client_START_2024Draft_END_Archive
- Design_START_oldVersion_END_Approved
- Task_START_removeThis_END_Done
これらの名称の左側にある Backup_、Build_、Client_、Design_、Task_ は長さが異なるため、統一した固定文字数での削除には適していません。共通して現れる START は、明確で安定した切り出し位置を提供します。
処理後:すべての名称が START から始まる
「あるテキストの左側にあるすべての内容」を設定し、START を入力した後の処理結果は下図のとおりです。

見てのとおり、長さの異なる左側の接頭辞はすべて除去され、名称は START_2024Draft_END_Archive、START_alpha_END_Report、START_batch001_END_Paid などの形式に統一されます。START の右側の内容は一律に置換されておらず、切り詰められてもいません。ソフトは指定した境界に従って左側の部分だけを削除します。
三、オフィス向けバッチ処理ソフトで一括リネームを行う
手順1:フォルダー名処理モジュールを開く
HeSoft Doc Batch Tool を起動したら、左側のナビゲーションで「フォルダー名」を探します。右側にはディレクトリの命名に関連する機能カードが表示され、その中に「フォルダー名のテキストを削除」があります。この機能をクリックしてタスクページへ進みます。

この機能を選ぶ理由は、今回の要件が元の名前の一部テキストの削除であり、接頭辞の追加、文字の挿入、大文字小文字の変換、検索置換ではないためです。機能の入口を正確に選ぶことで、後の設定と目的がずれるのを防げます。
画面上部には、ソフトのバージョン情報と製品名も表示されます。ページは、レコードの選択、処理オプションの設定、保存先の設定、処理開始の4段階に分かれており、この段階的な構成により、実際に実行する前に項目を一つずつ確認しやすくなっています。
手順2:処理対象ディレクトリをタスクリストへ追加する
「処理するレコードを選択」段階で「フォルダーを追加」をクリックし、一括リネームするディレクトリを選択します。追加が完了すると、ソフトはフォルダーを表形式で表示し、名称、パス、作成日時、更新日時などの情報を一覧表示します。

キャプチャのタスクリストには10個のフォルダーが含まれ、下部には「レコード数:10」と集計表示されています。この手順はデータの取り込みであるだけでなく、バッチ処理前の最も重要な確認工程でもあります。次の点を1件ずつ確認することをお勧めします。
- 名称列の各レコードに START が含まれているか
- パス列が、処理すべき実際のディレクトリを指しているか
- 上位ディレクトリ、無関係なディレクトリ、重要なシステムディレクトリを誤って追加していないか
- レコード総数が想定と一致しているか
処理に含めるべきでないレコードがある場合は、該当行の操作領域にある削除アイコンでリストから除外できます。再取り込みが必要な場合は、ページ上の「クリア」などの表示操作を組み合わせて現在のタスクを整理できます。問題がなければ、下部の「次へ」をクリックします。
手順3:START を削除境界に設定する
「処理オプションを設定」へ進むと、複数の操作タイプが表示されます。目標は START より前の内容を除去することなので、「あるテキストの左側にあるすべての内容」を選び、その下の必須入力欄「テキスト」に START を入力します。

設定時には2つのポイントを理解する必要があります。第一に、「あるテキスト」とは位置決め内容、つまり START を指します。第二に、「左側にあるすべての内容」とは、フォルダー名の先頭から START の前までの全文字を指し、この部分が何文字であっても位置に基づいて削除されます。
キャプチャでは「このテキストを含む」スイッチがオフになっています。これは、削除範囲に START 自体を含めないことを意味します。そのため、Client_START_2024Draft_END_Archive は START_2024Draft_END_Archive になり、_2024Draft_END_Archive にはなりません。本記事では位置決めテキストを残す必要があるため、キャプチャと同じ状態を維持します。
手順4:例を使った推論でルールを確認する
バッチタスクで最も問題が起きやすいのは、ソフトの実行が一貫していないことではなく、ユーザーがルールを誤って理解していることです。「次へ」をクリックする前に、リストからいくつかの名称を選び、紙やメモツール上で次のように推論してみてください。
- Photo_START_rawSet_END_Edited → START_rawSet_END_Edited;
- Notes_START_privateText_END_Public → START_privateText_END_Public;
- Data_START_sampleChunk_END_Clean → START_sampleChunk_END_Clean。
推論結果が求める形式になっていれば、操作タイプ、テキスト、「このテキストを含む」の状態は正しく設定されています。もし結果を rawSet、privateText、sampleChunk から直接始めたいのであれば、要件が異なっているため、START を含めるかどうかや隣接するアンダースコアの扱いを再検討し、本記事のパラメータをそのまま流用しないでください。
手順5:保存と処理開始を続けて完了する
オプションを確認したら「次へ」をクリックし、ソフトのページに表示される後続段階に従って保存先に関する設定を行い、「処理開始」へ進みます。キャプチャでは後続ページの具体的なオプションが示されていないため、実際の操作時には現在のソフト画面の表示内容に従い、保存先を確認せずにそのまま実行しないでください。
タスク完了後、該当ディレクトリを開いて結果を確認します。少なくともリストの先頭、中間、末尾のレコードを確認し、ディレクトリ内の既存のオフィスファイルが引き続き正常にアクセスできることを確認することをお勧めします。最終的な結果は処理後のキャプチャと一致するはずです。すべてのフォルダーが START から始まり、左側の取得元接頭辞は消えます。
四、よくある質問と一括リネームの注意点
1. 左端の固定文字数を直接削除できますか?
すべての接頭辞の長さが完全に一致している場合にのみ、固定文字数での削除が適用できます。本記事の例では Backup、Build、Client、Invoice などの長さが異なるため、START を境界として使用する必要があります。そうしないと、一部の接頭辞が残ったり、START 以降の有効な文字を誤って削除したりする可能性があります。
2. START は大文字と小文字を区別しますか?
キャプチャには大文字小文字の一致ルールが示されていないため、処理前にフォルダー内のマークのつづりが統一されていることを確認してください。START、Start、start をテストなしに完全に同一とみなしてはいけません。最も確実な方法は、少量のコピーを選んで検証することです。
3. 1つの名前に START が複数ある場合はどう処理しますか?
マークが重複すると、位置決めに曖昧さが生じます。キャプチャには、複数回出現した場合にどの一致を使うかが示されていないため、正式に一括実行する前に、代表的な名称で必ずテストしてください。また、より完全で一意性の高い境界テキストを探すことで、重複一致の可能性を下げられます。
4. 処理後に同名フォルダーが発生することはありますか?
接頭辞を削除すると、異なる元の名称が同じ結果になることがあります。例えば、A_START_Project と B_START_Project はどちらも START_Project になる可能性があります。同じパス上に同名のディレクトリを2つ正常に保持することはできないため、処理前に結果が一意になるかどうかを予測し、衝突しそうなレコードは個別に対応してください。
5. リネームは文書やプログラムのパスに影響しますか?
フォルダー名が変わると、完全なパスも変わります。Excel の外部リンク、ショートカット、スクリプト、同期タスク、業務システムが元のパスを使用している場合は、あらかじめ影響を評価してください。通常のオフィスアーカイブでもバックアップを残し、ファイルが使用中のときに一括リネームを実行しないことをお勧めします。
6. 「このテキストを含む」はいつオンにしますか?
START の左側の内容だけでなく、START 自体も一緒に削除したい場合にのみ、このオプションを使います。本記事の結果では START を明確に残すため、スイッチはオフのままにします。切り替える前には、隣接するアンダースコアなどの区切り文字も最終的な命名要件を満たしているか注意してください。
五、まとめ
長さの異なるフォルダー接頭辞に直面したときの正しい考え方は、各接頭辞の文字数を計算することではなく、名前の中に安定して存在する境界文字を探すことです。 HeSoft Doc Batch Tool の「フォルダー名のテキストを削除」機能を使い、「あるテキストの左側にあるすべての内容」を選び、START を入力し、「このテキストを含む」をオフにすれば、START と右側の内容を一括で残せます。
この処理方法は、プロジェクトのアーカイブ、移行ディレクトリの整理、顧客資料の整頓、納品フォルダーの標準化に適しています。まずは少量のテストディレクトリから始めることをお勧めします。サンプルを複製し、フォルダーを追加し、パスを確認し、ルールを設定して結果を検証します。名前の衝突やパス参照の問題がないことを確認してから、同じルールを全体のディレクトリに適用することで、安全で効率的なフォルダーの一括リネームを実現できます。
キーワード:フォルダープレフィックスを一括削除し , 指定した文字に基づいてフォルダー名を切り取り , フォルダー名を一括処理します